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上海が緊迫? 特殊警察がバスで保安検査

2014年07月26日

【新唐人2014年7月26日】最近、上海の空港で欠航あるいは遅延が相次いでいるため、上海の情勢が緊迫しているとの噂が飛び交っていました。加えて、上海市当局はバスや地下鉄での保安検査を強化し始めました。

 

官製メディア「新華網」によると、上海当局は23日から、警察犬を連れた特殊警察によるバス停での臨時検査を初めて実施するほか、バスの車内でのパトロールも同時に展開します。特に長距離バスのバス停が重点となる予定です。バッグの中身のチェックだけでなく、バス会社はX線検査機器を配備し、乗客に検査を行います。

 

上海の民主活動家 汪建華さん

「当局は臆病者です。地下鉄、バスに保安検査員がおり、地下鉄の検査員も多く、皆が兵士のようです」

 

上海市民の高さんは、24日、「ラジオ・フリー・アジア」に対し、理解し難い措置だと述べました。

 

上海市民 高さん

「なぜか分かりません。上海にはテロの噂もありませんし」

 

また、大陸メディアの報道によると、広州市の公安局も21日、私服警官300人以上をバスの車内やバス停に派遣し、保安検査を行うと発表しました。警察はさらに、バスの運転手やバス会社の従業員に「緊急措置」や「怪しい人物や物を見分けるコツ」などの研修も行う予定です。

 

広州市民の陳さんは、中共の独裁体制が腐敗しているため、市民の大きな不満や社会の矛盾を招き、憎しみの鬱積による暴力事件も起きていると述べ、テロを防ぎたいなら体制を改革しないと無理だと指摘しました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/07/25/a1125553.html(中国語)

(翻訳/河合 ナレーター/村上 映像編集/李)

 

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